答え:パッキングです(総合的にみて)。
これが結論です。今、キウイのシーズンでどちらか迷っている方は、こんなブログは閉じてパッキング工場の受付へLet’s go!
ここからは何故こういう結論に至ったのか、ピッキング/パッキングの経験談も踏まえて話をします。
パッキング

勤務開始まで
ネットで応募も可能ですが、テプケ(Te Puke)にいるなら各パッキング工場にあるエンプロイメントオフィス(EMPLOYMENT OFFICE)に直接出向いて登録した方がより早く仕事につけます。
私は4月末(キウイシーズン中盤くらい)に直接オフィスに出向き仕事ゲット!翌日に勤務開始できました。
必要な物:ワーホリビザ ・IRDナンバー ・パスポート ・スマホ(電話番号)
滞在先の住所も用意した方が良いです。
勤務初日は出勤時間が早いです。理由は別室で10分ほどレクチャービデオを見るからで、それを終えてから仕事が始まります。
パッキングの仕事内容

勤務時間は10時間~12時間。たまに早上がりがあります。
パッキングの仕事は大まかに4つあり
①品質チェック(グレーダー)
②箱詰め(パッカー)
③箱詰めしたのをパレットに積んでいく(スタッカー)←私はここでした
④フォークリフト
時給は、箱詰めする作業は最低時給でしたが、私はスタッカーなので50¢多くもらっていました。グレーダーも50¢プラス。フォークリフトが出来る方はもっと時給が高いです。
夜勤は時給が1ドル上がります。ここは日本より待遇良くないですね。
パッキングのメリット
仕事が休みになりにくい
ピッキングは雨→休みですが、パッキングは、キウイのストックがあれば働くことができます。無くなると早上がりがあったりしますが、天候に左右されにくいです。
これが私が「パッキングの方が稼げる!」と述べた一番の理由です。安定って大事。
食堂でコーヒー・紅茶が無料で飲める
2時間に1回休憩(10分)があります。
休憩時間も時給に換算されるのがまた嬉しい!
リパックでさらに延長も可能!
パッキングのシーズンは6月中旬くらいで終わります。期間満了。
ただ、終わる頃になるとリパックの募集がかけられます。リパックとは冷蔵保存されているキウイをチェックする仕事ですが、これに応募するとさらに数カ月延長して働くことが出来ます!
ちなみに私は他の町にも行きたかったので応募しませんでした。
パッキングのデメリット
車が無いとかなり厳しい
パッキング工場はテプケ(Te Puke)という町に集中していて、そこでしか見つからないと思います。
集中しているとはいえど、町から徒歩で通うにはあまりに遠いです。テプケに住んでる場合、East Packという工場がギリギリ徒歩で通える限界だと思います。
私の場合、ホームステイ先が自転車を貸してくれたのでそれで数日通っていました。そしてそこから従業員と仲良くなって車で送ってくれるようになりました(有料)。
タイミングによって待つ必要がある
パッキングは安定して稼ぎやすいのは大体の人は知っています。人気があり待つ必要があるかもしれません。
私は人のご縁もあり幸運でしたが、人によっては各工場の受付(エンプロイメントオフィス)に毎日通って1週間、2週間続けてやっとゲットしたという方もいます。
個人販売車について(IN テプケ)
車があると無いでは、NZのファームジョブをゲットするのに雲泥の差です。それはキウイ以外でも同じで、私は車を持ってなかったため色々と不便でした。
車はネットだと、NZdaisukiやTread meで買うこともできます。他にはテプケの町にも個人販売(車)があります。これはテプケ以外の町でも見つけることができます。
道路脇など車に値段と電話番号が書いてあれば個人販売車です。欲しい車があれば連絡して交渉してみましょう。
ここで注意が1つあります。車はネットでも個人販売でも大半は整備がされておらず質は良し悪しです。人によっては値段をふっかけているものもあります。その際はちゃんと値段交渉をし、質的に納得できないものを掴まされないようにしましょう。
さて、私がテプケ滞在中に個人販売車を見かけた場所は2か所あり↓
・マクドナルドの向かい側周辺

ホンダオ デッセイ:1450NZD
買おうと悩んでいたら翌日には無くなっていました。Time is money!
・Old Te Puke Cemetery周辺

日産 ルキノ:2300NZD
これらの場所でよく見かけました。
ピッキング

勤務開始まで
「NZDaisuki」などでシーズン中募集しています。応募すればすぐに働けるでしょう。
初出勤時に書類を記入します。用意するものはパッキングと同じです↓
・ワーホリビザ ・IRDナンバー ・パスポート ・スマホ(電話番号)
同じく、NZの住所を書けるようにしておいてください。
ピッキングの仕事内容

8:00~17:30くらいの歩合制。ただひたすらに頭上のキウイを採って、トラクターの荷台にある箱(ビン)にキウイを入れていきます。
2時間に1回休憩があります。
ピッキングのメリット
すぐに始められる
ピッキングのメリットとしてはシーズン中、常に仕事の募集があります。それはバックパッカーがパッキングに転じたり、町を離れたりするからです。
私も、応募→「明日、この時間にここに来てね!」と言われました。
チームによってはパッキングより稼げる!
チームによって振り分けがあって基本、ワーホリ勢はバックパッカーチームに分けられます。他にも
・マオリ、ネパール、バングラデシュチーム
・インド人チーム
がいました。
これらのチームは生活かかっておりとても速いです。
実際、私もひょんなことから、マオリたちのチームに加わり、稼ぎが増え、参加出来た週の給与をみると時給換算で23$ほどありました(ホリデーペイ込みですが)。
なので、仕事の速さや体力に自信のある方はボスにアピールしてより良いチームで稼いだほうが方が良いと思います。
ただその場合、仕事が出来なければチーム内で煙たがられたりするので良し悪しですね。たまに掛け持ちで働いているインド人がヘトヘトになっており、マオリの人に詰められ、帰らされていました。
青空の下で仕事が出来る!
私はピッキングの後にパッキングで働きましたが、パッキングの仕事中ずっとこれを感じていました工場の中、同じ場所で同じ作業を延々とする…。これが精神にキます。
「外で働くって気持ち良いんだ」これもピッキングの仕事の魅力の1つですね。ただ、日焼け止めは必須です。
ピッキングのデメリット
天候に左右される
雨やキウイの状態により集合時間が遅くなったり、休みになります。かと思えば休日返上で仕事がある時もきます。自然相手なのでしょうがないのですが…
身長が高すぎても低すぎてもNG
求人サイトの募集にもよく書かれていますが、キウイピッキングを仕事にする際、身長が高すぎても低すぎてもピッキングし辛いのでNGです。大体160~190cmくらいの人が募集されています。
NG の人でもお金に困っていたら 心意気だけで始めようとするかもしれません。ですがキウイピッキングはチーム制です。
低すぎては足を痛め、高すぎては腰を痛めることでしょう。スピードが遅くなればチームに居づらくなってくると思います。
他にもこの時期たくさんのフルーツジョブがあります。ノースランドではオレンジであったり、ネイピアやヘイスティングスではベリー系の仕事があります。特にキウイやタウランガというエリアにこだわりが無ければそっちに行った方が良いかもしれませんね。
車が無いとかなり厳しい。だが…
キウイファームはタウランガ中あり、日によって勤務する場所が違うので、車があった方が便利です。
ただ、タウランガのバックパッカー宿によっては、ピッキングの仕事を斡旋してくれたり、乗合で現地に向かってくれます。
悪質な業者に注意!
特にインド人経営者には注意してください。 私がワーホリ中、「給料が支払われない」「給料が少ない」「ペイスリップがもらえない」そういう悲しい話を聞いてきました。そこについてまわるのがインド人経営者であったことが多かったです。
インド人の全員がそういう悪い人ではありません。私自身、仕事中に自分の事を気にかけてくれる優しいインド人に出会ったこともあります。ですが、気をつけてください。
セカンドビザのためペイスリップはちゃんともらおう!

さっきの続きになりますが、悪質な業者だと給料をごまかすために給料明細のPay SLIP(ペイスリップ)を渡さないことがあります。
ピッキングの方は辞める際に必ずペイスリップをちゃんともらっておいたほうが良いです。黙ったままだともらえない可能性があります。私の職場も辞めた後、こちらから連絡して初めて用意してくれました。
パッキングは毎週ボスがペイスリップを手渡しでくれました、これもパッキングをおススメする理由の1つでもあります。
ペイスリップは給料確認の他にセカンドビザの申請に必要な書類です。セカンドビザは 3カ月分(12枚)のペイスリップを集めて初めて申請することができます。
「効率」のピッキング、「安定」のパッキング

…私の経験談からこんな結論になりました。せっかくNZに来たのだからキウイジョブしてみたいですよね!
私はどちらも1社でしか働いていませんのが、皆さまの1つの参考にして頂ければと思います。
最後に、この仕事でゼスプリゴールドにはまること間違いなしです!

おあとがよろしいようで!
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